農園便り

2017年3月11日

コーヒーの精製(Hulling)とは

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コーヒーの精製(Hulling)とは:

9月から1月にかけて収穫したコーヒーの実をパーチメントの形で倉庫に保管してある。それを精製所(Dry mill)で生豆の状態にする。

1.前日、豆をトラックに積み精製所へ運ぶ。4往復(1時間x4)

2.パーチメントとその内側のシルバースキンをむく。

3.サイズ別に分類する。(サイズ19、18、17、16、16未満、ピーベリー)

4.サイズごとに、比重選別機械に載せて比重の低い欠陥豆を除去する。

5.100ポンドごとに麻袋に袋詰めしてミシンで縫う。

6.支払いをする。

7.トラックで持って帰る。3往復(1時間x3)

 

機械がやるので、1日で終わった。

近所の友人が庭で採れた豆を手でむいて指が傷だらけになったとFBにアップしていたが、うちの量を、もし手作業でやると、パーチメントとシルバースキンをむくのは、毎日やっても数ヵ月はかかる。パーチメントを買い物の紙袋に入れて、アスファルトの上に置き、車で何度もひいて、ある程度割ってから手でむく。指がつりそう。

サイズ分けは手で5種類のふるいにかける。1カ月はかかる。首がつりそう。

比重の軽いものを除去するのは、んん~、機械なしでは無理!

文明万歳!

 

 

 

 

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2017/03/11   yamagishicoffee