昔のCMで懐かしいのが、レナウン娘である。
昨日からこの唄が頭に響き続けて離れない。
ドライブウエイに春が来りゃ
イェイ イェイ イェイ イェイ イェイ
イェイ イェイ イェイ イェイ
プールサイドに夏が来りゃ
イェイ イェイ イェイ イェイ イェイ イェイ(イィわ!)
レナウン レナウン レナウン レナウン娘が
オシャレでシックな レナウン娘が
ワンサカ ワンサ ワンサカ ワンサ
イェーイ イェーイ イェイ イェーイ
というやつだ。
春がドライブウェーで夏がプールサイド。
そして、テニスコートに秋が来りゃ~
と続き、最後が
ロープウェイに冬が来りゃ~だ。
ドライブウェーとは表の道路から家の車庫までをつなぐ道で、車社会のアメリカの家には必須。日本でドライブウェーというと、ドライブするのに適している景色の良い自動車道路を意味することが多いようだが、英語ではScenic Highway。ドライブウェーとは家の敷地内にあるものだ。
したがって、ドライブウェーはほとんどの家にある。プールもまあまあ一般的だ。テニスコートとなると珍しいが、ないこともない。コミュニティーで共有のテニスコートを作るなどはよくある。
だから、これらはアメリカの上流の家によくある風景だ。
ところが、なんで最後はロープウェーなんだろう?
ロープウェーのついている豪邸は今まで一軒しか見たことがない。しかもテレビで。
作詞作曲の小林亜星さんに聞いてみたいところだ。
冬だからスキー場のロープウェーをイメージしたのだろうが。。。。
ちなみに、我が家にはドライブウェーはあるが、プールもテニスコートもロープウェーもない。
昨日は我が家のドライブウェーのアスファルトの表面に補修材を塗った。タールを水に溶かしたもので、アスファルトの上に塗り付ける。7年に一度はこれを塗ることが望ましいらしい。
私にとっては、コーヒーを天日干しにする重要な場所だ。ひび割れがあると豆がひびに入り込み困る。スムーズに補修する必要がある。
お隣さんが前にやって、補修材が余ったので、うちのドライブウェーにも塗ってもらった。
彼は高校時代に近所の家のドライブウェーに塗りまくってお小遣いを稼いだそうで、とても熟練している。
私は♪イェーイ イェーイ イェイ イェーイ♪と唄いながらのお手伝い。
もちろん、彼には通じない。あんなに外人さんばっかりが出てくるCMなのに、アメリカでは流行っていなかったらしい。
ところで、この補修材を塗っている時や乾く前に雨が降ると台無しになる。よって、天気の良い日にやる必要がある。ところが、3月中旬以来、我が家では、ほぼ毎日雨が降るので、降りそうにない日を選ぶのがたいへんだった。ハワイ諸島に高気圧の張り出してきた日を選んでの決行となった。幸い作業中には雨は降らなかったが、夜になって降った。今日も降ってせっかくのきれいになったドライブウェーが水浸し。乾くのに4日ぐらいかかるそうで、いまだ一歩も足を踏み入れていない。きれいに乾いてほしいものだ。雨はコーヒーには良いが、降りすぎも困りものだ。
うちの畑はノースコナの北の端にある。最近この辺りは雨が多い。ところが、20kmくらい南のサウスコナでは大干ばつ。11月以降、ほとんど雨が降らずに困っている。うちの近所のコーヒーの木は春になり雨が降り出して以降、みずみずしく青々としてきたが、サウスコナのコーヒー畑はいまだに黄色く干からびて見える。例年ならば、サウスコナの方が雨が多いのに今年は不思議だ。
ノースコナとサウスコナを比べると、一般的にノースコナの方が標高が高く、サウスコナには標高の低い農園が多い。理由は例年ならサウスコナの方が標高の低いところまで雨が降るから。それなのに、今年はサウスコナはさっぱり降らず、なんだか、去年からコナの気候が変だ。