雨が降ってコーヒーのつぼみが膨らんだ
エルニーニョのせいで昨年の夏は豪雨が続いた。ところが、12月以来、ハワイ州全島でぱったりと雨が止み、深刻な干ばつとなった。これもエルニーニョの影響だったそうだ。コナでも12月以降全く雨が降らずに地面もコーヒーの木もカラカラに乾いて困っていたが、先週久々に雨が降った。降ったと思ったら連日雨が降り続けている。家から海を見下ろすと、朝から虹がでている。
ところで、うちの畑には七面鳥が住んでいる。そのうちのオスの一匹がいつも騒々しく鳴きわめくので、妻はその雄にドナルド・トランプとあだ名をつけている。オス同士が喧嘩をすると、トランプ氏は相手のくちばしから頭にかけて噛み付いて攻撃する。危険な奴だ。でも、日頃からメスには無視されているので、手が小さいのかなあ?まあ、鳥だから手はないので、手の大きさは鳥の世界では共和党の選挙戦ほどリーダーとしての資質に関する国を挙げての議論の対象にはならないか。アメリカではしばらくはその話題でもちきりだったけど。
七面鳥たちは日暮れには畑の中のオヒアの木の上まで飛んでいき、木の上で夜を過ごす。昨夜は夜中に雷が鳴った。すると、雷が鳴るたびにトランプ氏の「ゴボゴボゴボー」の鳴き声が暗い畑に響き渡り、夜も畑を支配する。トランプ氏絶好調だ。
さて、雨のおかげでコーヒーの木が一斉につぼみを膨らませている。明日か明後日には満開のコナスノーになりそうだ。