農園便り

2020年3月

芝刈り機 新品のタイヤ

外出禁止令の中、妻がタイヤ屋さんへの買い出しを決行。新品のタイヤを買ってきてくれました。早速、芝刈り機に取りつけ、私はご機嫌。

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2020/03/31   yamagishicoffee

芝刈り機パンク

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あ~~~~ん!

芝刈り機が修理から戻って、嬉々として畑全部を芝刈りしたら、パンクした。

妻からは外出禁止令の最中になんてことしてくれるのと言われ、

お詫びにバリカンで丸刈り。シャンプー切れてるし。

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2020/03/30   yamagishicoffee

粉砕した枝葉を広げる

https://www.youtube.com/watch?v=5d7mAypBmHw

 

2週間前に剪定したコーヒーの木を粉砕機で粉砕した。粉砕した枝葉が畑のあちこちに山と積まれて、既に真っ白にかびている。雨が多いので分解が早い。

チッピングは3時間で終わったが、これを広げる作業は4日かかった。

これでコアマッスルを鍛えて、外出禁止令が解除になったら、ドライバー300ヤードを目指す。無理か。

平らになったので、次は修理から戻ってきた芝刈り機で芝刈り。

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2020/03/29   yamagishicoffee

外出禁止令

ハワイ州全体で77人、ハワイ島には5人の新型肺炎感染者がでた。

遂にハワイ島も含め、ハワイ州全島で外出禁止令が出た。日本の楽観的な対応とは大違い。たぶん、日本にはうまく伝わっていないと思うが、アメリカは本当にスゴイ危機感。

1ヵ月前はアメリカの呑気な対応を見て、日本が感染を抑えられないくらいだから、アメリカでも絶対無理と感じた。今は、アメリカが押さえられないくらいだから日本も無理と感じる。

 

とはいっても、畑仕事は外出にあたらない。日々呑気に畑仕事。畑にいるのが一番安全。

でも、昨日、土を運びすぎて今日は全身筋肉痛。しゃがめない。

しかたないから、自主的に自宅待機。外は雨だし。

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2020/03/24   yamagishicoffee

芝刈り機がなおった

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https://www.youtube.com/watch?v=8hYw7ipKm_4

修理に出していた芝刈り機が直った。

結局エンジンを取り換えた。

たまたま、お店に中古のエンジンがあった。

トレーラーをレンタルして家まで運び、芝刈り開始。

切れ味良好。嬉しい。

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2020/03/21   yamagishicoffee

春の芽吹き

春だ。

1月に剪定したコーヒーの木々に新たな芽が出て来た。毎年、同じサイクルを繰り返す。

世の中はコロナウィルスで大騒ぎなのに、植物はあまり気にしていないらしい。

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2020/03/15   yamagishicoffee

植物の生命力

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1月中旬に剪定をして切った枝葉を2か月間近くも積み上げっぱなしにした。

積み上げられた枝葉の山の、内側(下の方)は日に当たらず、湿度も高い。なんと、花芽がまだ生きている。切り取られて2カ月も経っているのに。凄い生命力。

チッピング作業3時間で脱水して動けなくなった私とは大違い。

枝葉の山の下からカエルも出て来た。

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2020/03/13   yamagishicoffee

剪定した枝葉のチッピング

https://www.youtube.com/watch?v=iGhJ-yb6ROQ

 

昨日は剪定したコーヒーの木の枝木を粉砕をした。

粉砕して土壌に戻す。

業者から大きなチッパーを借りて手伝ってもらった。

20cmくらいの幹でもチップできる優れもの。

私は途中で脱水状態。具合が悪くなったのでリタイア。夜は手足が何か所もつり続けて、誠に困った。

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2020/03/12   yamagishicoffee

リストランテヒロ

数年来、青山や丸ビルなどに店舗を展開するリストランテ・ヒロで山岸コーヒーを取り扱っていただいている。社長の山口一樹氏に気に入っていただき、お付き合いが始まった。山口氏からピノノアールのようなコーヒーと感想を頂き、我が意を得たりと感じた。

ブルゴーニュの赤ワインに代表されるピノノアールは、明るく酸味が前に出る。ボディーは軽やかで渋みは抑えめ。エレガントな感じがする。オリがでにくいのでピノノアールのビンはなで肩。まさに、明るくクリーンで苦味や渋みのないコーヒーを目指す私にとっては、「ピノノアールのようなコーヒー」は理想である。おまけに、ピノノアールのは病害に弱く生産が難しいそうだ。コナコーヒーに似ている。

東京駅の目の前の丸ビル。35階のリストランテ・ヒロに行ってみた。ディズニーランドの花火まで見通せる眺望。テーブルに座ると、当日使う食材を載せたトレーが来て、本日の牛肉は○○牧場、玉ねぎは○○農園との説明を受ける。コース料理が始まると、さっき見た厳選された食材が次々と極上の一皿となり供される。美味しい。楽しい。

最後に、山口社長が自ら、私の目の前でボウルに入れたイチゴをすり潰し、そこに液体窒素を流し込んでホイップするとイチゴアイスの出来上がり。液体窒素のひんやりした煙がテーブルを伝い床へ流れるのが美しい。着ているシャツに、ほのかなイチゴの香りが付く。味覚のみならず、視覚、嗅覚、冷気の皮膚感覚を総動員した体験だ。

山口社長によると、ここまでは他の高級レストランでもやっている所はある。ところが、最後に、その辺の一般的な苦いコーヒーが出てきて、それまでの趣向がぶち壊しとなるケースが多い。最後のコーヒーに至るまで素材にこだわって、素晴らしい余韻を残してコース料理を締めくくりたいというのが山口氏の考え。豆をお客様に見ていただいてから、テーブルの横で挽いてドリップしてくれる。

確かに、朝から舌がヒリヒリするような苦いコーヒーを飲むのも辛いが、カフェインで目が覚める代償と思えば、まだ我慢ができる。しかし、極上のコース料理の最後を酷いコーヒーで台無しにされてはたまらない。甘く香り高いコーヒーで終えたいものである。そんな風に、私どものコーヒーを扱ってもらえて、とても嬉しい。

もう一つ嬉しいことがある。私は父が早死にしたので苦学した。大学や日本育英会から奨学金をたくさん借りた。加えて、三菱信託銀行の山室記念財団(現三菱UFJ信託奨学財団)からは、ありがたくも返済義務のない奨学金を頂いた。とても感謝している。

在学中、定期的に山室財団へ学業の報告へ行く義務があった。記憶が確かなら、その事務所が丸ビルの隣の新丸ビルだった。改築前の戦前風の重厚な廊下。日本経済の中心という雰囲気。貧乏学生の私は、そこを歩くと、その威圧感からひどく緊張して心細かった。

おかげで大学を卒業できた。必死に働いた。幸運にも恵まれ、若くリタイアできた。そして、今、改築後の丸ビルの35階で私が手摘みしたコーヒーが供されている。感慨ひとしおである。

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2020/03/04   yamagishicoffee