農園便り

2018年3月4日

クローバーの花言葉は幸運・約束・勤勉

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野生のニガウリを根こそぎ抜く

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クローバーの種と葉

 

コナでは乾期が終わり、雨が降るようになった。このタイミングを狙って、今年はクローバーの種を撒いている。コーヒーの木の周りに野生のニガウリが生えているが、それを取り除き、そこにクローバーの種を撒く。

野生のニガウリは実が小さく食用にならない。もちろん、うちの家庭菜園には食用のニガウリも植えていて、夏はニガウリばかりを食べているが、食べられない野生種には、私は冷たいのだ。さらに、つる性で地面を這って領地を拡大するし、コーヒーの木に絡みついてくる。コーヒーの木はつる性の植物に絡まれるとストレスを感じているように見える。

一方、クローバーはマメ科の植物で、空気中の窒素を土壌に供給する。コーヒーは窒素食い(カフェインも窒素でできている)なので、大量の窒素を与える必要がある。クローバーは天然の肥料。もちろん、グランドカバーとして土壌流出防止、土壌の水分保持などの効果もある。

日本によくある白い花の咲くクローバーではなく、赤い花の咲く品種で、葉っぱも大きい。冬の乾期に芝や雑草は枯れるが、このクローバーは乾燥に強い。

クローバーの花言葉は幸運・約束・勤勉。世話ばっかり焼かせるうちのコーヒーの木もクローバーを見習ってほしいものだ。

 

 

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2018/03/04   yamagishicoffee