先週、新宿伊勢丹で行われたコーヒーの催事に行ってまいりました。講演では、コーヒー業界は近年ワイン業界の用語をかりてテロワールを盛んに語るようになっていますが、テロワールも大事だが、コーヒーの場合は、収穫の丁寧さが品質に強く影響するという趣旨の話をさせていただきました。
催事のフロアーではコーヒー業界の各社が出店しており、キャピタルコーヒーさんに山岸コーヒーをフィーチャーしていただき、今回の催事用の特別なラベルまで用意していただきました。
また、催事場をいろいろ飲み歩き、さまざまなコーヒーが楽しめました。
その中で、私どものコーヒーは
ティピカ種
手摘み
水洗式
天日乾燥
まさにコーヒーの保守本流、コーヒーの原型という印象を受けました。
ティピカはいろいろ品種改良される前の、最も原種に近い品種。しかも、香味は最高級品。
会場に出店された堀口珈琲の堀口氏も、コナのティピカはコーヒーの基本形とおっしゃっていましたが、そのとおりと実感しました。コーヒーの香味に個性を求められる時代に入ったと言われますが、こうして並べられると、基本形の良さが引き立ったと思います。
会場で山岸コーヒーを試飲いただいた方々からは、以下のようなコメントをいただきました。
おいしい
クリーン
飲みやすい
すっきり
シンプル
コーヒーの味しかしない
どれも、ティピカ種・手摘み・水洗式・天日乾燥の基本形の香味を表現して頂いたものと思いました。
ご来場の皆様、ありがとうございました。