農園便り

電気自動車のテスラを試乗した

先月ホノルルに行った際に電気自動車のテスラのモデルSを試乗した。1時間半も乗り回しオアフ島の反対側のカイルアまで往復した。とても快適。

電気満タンで370キロも走るので狭いハワイでは申し分ない。わずか数秒で時速100キロに到達する加速感がすごいが、のんびりしたハワイではそんなに加速する必要はない。

坂の多いハワイ、特にコナでは楽だ。下りではあまりブレーキを踏む必要がない。前の車はブレーキを踏んでいるのに、こちらはアクセルだ。電気自動車はアクセルを外すと下り坂でも減速する。街中の信号で止まる際もほとんどブレーキを使わなくとも止まれる。前にBMWのi3を試乗した際には、アクセルを外すと急減速する感覚だったが、テスラはハンドルの横のタッチパネルでその減速度合いを調節できる。ブレーキパッドが長持ちしそう。ハンドルの遊び具合もパネルで調節できる。

福島原発事故の後、ハワイの家にソーラーパネルを設置した。日本には住んでいないものの、代替エネルギーで生活することは日本人としての義務と感じたからだ。ところが、パネルを付けすぎてしまい、毎月、必要量の倍近く発電している。無理して電気を使う必要はないが、せっかく余っているから電気自動車もいいかな。

だいぶ前にコーヒーを摘んでいる時に突然、テスラの株を買おうと思いついた。オンライントレードで[Buy]を押したけど、買えなかった。価格が1ドル近くで、3ドル以下のPenny Stock(値段の安い株)は危険なので、危険を承知している旨の誓約書にサインしなければ買えない仕組みになっている。面倒くさいのでそのまま放っておいて買わずじまいだった。結局数年後にコーヒー摘みの最中にまたテスラを思いついた。調べてみると、すでに株価は200ドルを超えていた。泣きながら買った。誓約書なしで。なんかとっても頭にきた。

折角株主だからテスラも良いけど、コーヒーの集荷所へテスラで麻袋に入れたコーヒーチェリーを運んだら、ちょっと変か。やっぱりトラックが便利だな。

2016/09/09   yamagishicoffee
山岸コーヒー農園は小規模ながら品質追求のコーヒー栽培をしています。
コナ・ルビーはクリーンな味わいのコーヒーです。
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