農園便り

収穫の第一ラウンド終了

収穫した実を、皮むきと乾燥をしてくれる友人のWet millへ持っていったところ、待ってましたと歓迎を受けた。別に私に会いたかったからではない。うちのコーヒーの実を待っていたらしい。

皮むきの機械は回転式ドラムにギザギザが付いていて、そのすき間にコーヒーの実を通すときにギザギザに引っかかって皮がむける仕組み。すき間が広すぎると皮がむけない。狭すぎるとコーヒー豆(種子の部分)まで削ってしまい、豆が欠ける。よって、シーズンが始まる時にはそのすき間の広さを調節する必要がある。

その調節のためには、うちのコーヒーの実でないとダメらしい。うちはコナで欠陥豆の混入率が一番低い。欠陥豆が多いと、豆が欠けたのは、すき間が狭いからか、それとも、もともと欠陥豆(欠けやすい)だからなのか判別しにくい。また、皮がむけないのは、すき間が広すぎるためか、実が腐って皮が豆に付着しているからか判別しにくい。だから、毎年、欠陥豆の少ないうちの農園の実を使って、調節するそうだ。実験台か。。。。

2019/08/21   yamagishicoffee
山岸コーヒー農園は小規模ながら品質追求のコーヒー栽培をしています。
コナ・ルビーはクリーンな味わいのコーヒーです。
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