1.山岸コーヒー農園について
山岸コーヒー農園はハワイ島ノース・コナ地区、フアラライ山の裾野にあります。
フアラライとはハワイ語で「恥ずかしがりや」の意味で、昼には中腹まで雲に覆われ、その姿を隠します。この中腹に帯状のコーヒー産地(コナ・コーヒーベルト)があります。この小さな地域の土壌と気候が最高品質のコーヒーを生みます。
山岸コーヒー農園はコーヒーベルト北端に位置し、約5エーカー(約2ヘクタール)の畑には約3,500本のコーヒーの木が植えてあります。小規模なので丁寧な栽培が可能です。
日本で販売されているコーヒーで農園主が自ら収穫をするコーヒーは皆無ですが、山岸農園では農園主が中心となって丁寧に収穫をします。最高級品の産地のコナの中でも、もっとも高品質のコーヒーです。
標 高 | 550-600m |
品 種 | コナ・ティピカ(アラビカ種) |
栽 培 | 殺虫剤不使用 |
収 穫 | 完熟実のみを手摘み |
乾 燥 | 水洗式 天日で乾燥 |
農園主について
山岸コーヒー農園は山岸秀彰・真理の日本人夫妻が経営するコーヒー農園です。
ニューヨークのウォール街で働いていた2人はリタイア後、2008年にニューヨークからハワイ島コナに移住しました。ゴルフとスキューバダイビングに明け暮れるはずだったハワイ生活は、趣味で始めたコーヒー栽培が高じて、大幅に路線変更となりました。
自分の庭で丹念に育て作ったコーヒーは、どこの店でも買えない、クリーンですばらしい味でした。この香味を多くの人々に知って頂きたく、小規模ながら品質追求の本気栽培で、最高級品のコーヒーを生産しています。
先輩農家からは、「君たちのコーヒーはコナで一番費用と時間をかけている、それでは商売にならないよと笑われます。別に赤字でもいいんです。採算度外視で、手間暇をかけて、ちゃんとしたコーヒーを育て、人から美味しいと喜んでもらいたいのです。
コーヒー豆の本来の正統派の香味を出すために、クリーンな栽培、クリーンな収穫、クリーンな精製を重ねて、徹底的に雑味を排除します。
山岸秀彰:
1962年生まれ。農林中央金庫を経て、米投資運用会社Merrill Lynch Investment Managers にてマネージング・ダイレクター。2006年リタイア
早稲田大学政治経済学部卒 イェール大学経営学修士
山岸真理:
ニューヨーク州弁護士。
ニューヨークの大手法律事務所を経てヘッジファンドパートナー。2008年リタイア
トロント大学卒 フォーダムロースクールJD