コナ・ルビー5つの特徴

コナ・ルビー5つの特徴

農園の立地

コナの位置

ハワイの中でも小さな地域で収穫したコーヒーだけがコナコーヒーと呼ばれます。

この地域はフアラライ山(ハワイ語で「恥ずかしがりや」の意味)の裾野にあり、昼には中腹まで雲に覆われます。

山岸コーヒー農園はコナの中でも比較的標高が高く、昼と夜との寒暖の差が大きい場所にあるので、実がゆっくり成熟するのです。

この独特の気候が最高品質のコーヒーを生みます。

 

 

 

クリーンカップ

 

コナ・ルビーの味はクリーンでさわやかです。

SCAA(Specialty Coffee Association of America)のカッピングの評価基準には香り、均質性、クリーンカップ、甘さ、風味、酸味、こく、後味、バランス、全体評価などがありますが、その中でもクリーンカップを重視しています。つまり、渋み、えぐ味、苦味などの雑味や、本来コーヒーにはない異臭、カビ臭、発酵臭などが混入しないコーヒーを作っています。

砂糖やミルク、フレーバーでごまかさずに本来の味を楽しみたい方、苦いコーヒーが苦手な方におすすめです。

 

 

 

殺虫剤不使用、徹底したCBB対策

 

CBBというのはコーヒーに付く害虫です。

山岸コーヒー農園では畑の中の全ての木の全ての枝の全ての実を毎月チェックし、虫食い実を手で取り除きます。

カオリンという粘土を水に溶かしコーヒーの木全体に散布します。有機農法のぶどうやリンゴなどの果実農園では使用されていますが、コーヒーでは山岸コーヒー農園が世界に先駆けて導入しました。コナ地区では近年、追随して導入した農園がいくつかあるようです。コーヒーの木の全体が白くコーティングされるので、直射日光に弱いコーヒーの木を日焼けから守ります。また、日光を遮るので、時間をかけて熟成するとことになります。

殺虫剤は使いません。このような気の遠くなるような作業をしている畑は山岸コーヒー農園以外に聞いた事がありません。ハワイコナ地区では山岸コーヒー農園のCBB被害率はダントツで低い水準に抑えています。

 

 

 

厳選した手摘み

 

赤い完熟した実だけを摘むことがクリーンなおいしいコーヒーをつくるコツです。未熟の緑色の実や、過熟した実が入らないようにできるのは収穫の工程だけです。

しかし、収穫は殆どの産地で、季節労働者か機械が行っています。一般に労働者は摘んだ実の重量に応じて賃金を得ます。したがって、完熟実だけを丁寧に摘むインセンティブを与えられていません。未熟実や過熟実が混入しても、なるべく多くの実を摘もうとするインセンティブが働きます。

山岸コーヒー農園では農園主が中心になって収穫を行うので未熟の緑色の実や、過熟した実を避けて、赤い完熟した実だけを摘むことができるのです。

 

 

 

農園直売

 

農園直販だから品種、栽培、収穫、乾燥、精選、輸送、焙煎の全工程で、山岸自身の厳しい基準で妥協を許さずにお届けしています。

最初は趣味で始めたコーヒー栽培なので採算度外視で、手間暇をかけ作っていました。

だから高級と言われるコナコーヒーの中でもコナルビーは更に手間暇をかけた高品質なコーヒーなのです。